酔える世を・・・

酔(ゑ)へる世をさましもやらで盃(さかづき)に
無明(むみょう)の酒を かさぬるはうし

大意

思い通りにならない世の中だからといって、酒びたりになっても進歩はない。しかし、そういう時こそ、静かに自分を見つめ直す良い機会である、との意味がこめられています。

迷いの上に、また迷いを重ねることは恥ずかしいことです。自分を一から見直すことで、その先にチャンスを見つけることができるはず。まさに「ピンチをチャンスにかえよ」との、家臣に対する激であると捉えることもできます。

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