思ほえず・・・

思ほへず違(たご)ふものなり身の上の
欲をはなれて 儀を守れひと

大意

人道に外れてまで、欲に引かれてはならない。私利私欲を捨てて、正義や世の中の道を守るのが大事であると説かれた歌です。人は心の弱い生き物で、少しの油断で私利私欲にまみれて、楽なほうへと逃げてしまいます。

そうならないよう、常日頃から心を磨いて、甘い言葉には騙されないように用心しておきなさいと説いています。

広告

このページの先頭へ