楽も苦も・・・

楽も苦も時過ぎぬれば跡もなし
世に残る名を ただ思(おも)ふべし

大意

人生の中では楽しいことも苦しいこともたくさんあるが、それらは永久的ではなく、その時だけのものである。しかし、名は永遠に残る。子孫のためにも、よい名を残すように努めなければならないと歌われています。

その場限りの快楽に身をまかせ、自堕落な人生を送っていれば、後世に名を残すことは出来ないでしょう。しかし、身を粉にして、世のため人のためにと尽くすことで、子孫の代まで名が語られるようになるのです。

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