聞くことも・・・

聞くことも又見ることもこころがら
みな迷(まよ)ひなり みなさとりなり

大意

普段我々が見聞きしているもの全ては、受け取り側の心がけ次第で迷いにも悟りにもなる。同じような状況であっても、受け手が謙虚な気持ちで、柔軟に吸収する気持ちで聞く事で、その人は大いに成長するでしょう。しかし、自分の我を通し、聴く耳持たぬ気持ちで聞いてしまえば、何も残るものは無いのです。

常に優れた意見を聞き入れる心の準備を行っておき、ほんの少しのきっかけをもって成長に繋げていこうと説かれている歌なのです。

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