名を今に・・・

名を今に残しおきける人も人
心(こころ)も心 何かおとらん

大意

後世まで名前を残すような、立派な人であっても、皆同じ人。人間である。自分も努力をすれば、必ず名を残せる人間になれる。だから、自分に相応しい道を選んで、修養を積みなさいの意が、この歌にはこめられています。

また、この歌は日新公にとって自戒の歌である言われ、励ましの言葉でもあります。人間はみな平等に人であり、誰であっても懸命に努力すれば、自分達でも及ばないことはないのです。

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